こんにちは!
今年のイースター(復活祭)は、お天気にも恵まれて
お庭で食事を楽しんだ人が多かったのではないでしょうか。
しかし、イースターって日本人にはあまり馴染みのいイベントですよね。
そこで、今回はイースターについてと
我が家のブランチをお見せしたいと思います。
イースターとは
イースターとは、イエス・キリストが十字架にかけられ処刑された日から
3日目に復活したことをお祝いする「復活祭」のこと。
春分の日の最後に来る日曜日とされていて、異動祝日です。
2022年度のイースターは4月17日でした。
4月15日:聖金曜日( Karfreitag)
4月16日:聖土曜日(Karsamstag
4月17日:復活祭(Osternsontag)
スイスはキリスト教の国でもあるので、
イースターはクリスマスと同じくらい大切な日。
家族で集まって食事をするのが一般的です。
ドイツ語では、イースターを、オースタン( Ostern)と言います。
そして、金曜日を「カールフライターク(Karfreitag)」、
英語では「ブラックフライデー(Blackfriday)」といいます。
キリスト教では、最も大切な日ってことだね。
なぜたまご?
イースターといえば、たまご型のチョコレートや
ゆでたまごが定番ですよね。
その理由は、キリストの復活と雛が
たまごから生まれたことに由来するそうです。
なぜウサギ?
イースターバニー(オースタンハーゼ:独)とも言われる、ウサギ。
なぜ、イースターのシンボルになっているのでしょうか?
ウサギは、繁殖力が強く1年間に何度も出産を繰り返す多産。
子孫繁栄を象徴する動物というのが由来なんだそうです。
そして、スイスでもウサギがプレゼントを運んでくるとされています。
我が家にもイースターバニーがやってきました。
庭のドアを開けると、こんなに可愛らしいチョコレートとたまごが置かれていましたよ。
(ご近所さんが息子のために置いてくれたんだと思います)
そして、また別のイースターバニー(お隣のおばあちゃん)は、
チョコレートと10フランを置いていってくれました。
隣のおばあちゃんは、本当に息子のことを孫のように扱ってくれるので
感謝の気持ちでいっぱい。
復活祭の時期、買い物に注意
うっかりしていると、買い物し忘れたってこともあります。
復活祭の週の木曜日は、お店が早く閉まる州もあるので注意が必要。
イースターの金曜日は、休日扱いなのでお店が開いていません。
私は、お店が閉まることをすっかり忘れていて、木曜の仕事終わりに急いでお店に駆け込みました・・・
イースターブランチ
イースターブランチ、今では我が家の伝統行事でもあります。
毎年、義母がウサギ型のパンを焼いたり、たまごを玉ねぎの皮で染めたり
家族のために色々と用意をしてくれます。
イースターブランチは、家族が集う大切な時間。
私たちも近況を語りながら、楽しい時間を過ごします。
参考レシピ:
スイス在住のパンマイスター、
みちえさんのブログが参考になるので作ってみてね。
食後は、スイス人が大好きな散歩。
毎回のように散歩に出かけます。
スイスに住み始めた頃は、食後の散歩が苦痛でした。
でも、慣れるものですね。食事を楽しんだ後は、
散歩が定番になりました。
義母のにんじんケーキ
義母のにんじんケーキは特に美味しい。
この日も、家族のために故郷の味を焼いてくれました。
豆知識:
アールガウ州は、スイス最大のにんじんの産地。年1回、にんじんマーケットが開催されます。
まとめ
日本人にあまり馴染みのないイースターですが、
スイスではクリスマスと同じくらい大切なイベント。
今回は、我が家のブランチを少しお見せしましたが、
毎年このように、パンやチーズ、生ハムなどがテーブルに並んで
家族でお祝いしております。
それぞれの過程で異なるイースターの過ごし方、
一般家庭のブランチの様子として参考にしてみてくださいね。