毎週水曜日の午後、
チューリッヒで日本語の勉強をしたい子どもたちが集まる場所があります。
それが、かんガエルクラブ。
我が息子も創立以来ずっとお世話になっている日本語クラブです。
様々な子どもたちが切磋琢磨しながら
毎週水曜日の午後は、日本語学習に取り組んでいますよ。
かんガエルのカリキュラムは独自のもので、
個人のレベルに合わせながら授業を進めていきます。
そして、授業最後の1時間は実験の時間が設けられており、
この時間は年長組から小学生まで目を輝かせる時間。
日本語で科学を学べる時間なのです。
しかし、先日はいつもと違う雰囲気の「音楽の時間」となりました。
というのも、フランスにて8年間の
プロピアニストとしての経験をお持ちの「西本佳奈美先生」が、
かんガエルクラブで「音楽の時間」を開催してくださるというお話をいただき、
実験の時間をリトミックの時間に変更したのです。
西本佳奈美先生のFacebookはこちら。
子どもたちは、先生の用意したキーボードに興味津々で
準備している段階から隣で見学していましたよ。
そして、授業が始まると
まずは、どんぐりコロコロの曲に合わせて足踏み運動!
その後は、前週の実験時間に作ったマラカスを使って
テンポの取り方を練習しました。
ワルツの音楽に合わせて、マラカスでタン・タン・タンと3拍子ととってみたり
♩・♩・4分休符を練習したりと
すでにピアノを習っている子、そうでない子もみんな一緒に楽しい時間が過ごせましたよ。
その他には、ワルツの店舗に合わせて、
2人ペアになりボールを1の合図で転がし合う遊びもしました。
リズムの取り方が難しい子供たちでも、
ボールを転がす動作はリズム感覚を養うのにも最適なんですね。
西本先生のアイデア、素晴らしいです。
先生はグループレッスンが初めてだったそうで、
子どもたちの元気さに驚かされた様子でした。
最後は、一対一の個人レッスンとは違う経験ができて、
先生も新しいことが学べたようです。
かんガエルクラブの生徒も、いつもと違うリズミカルな時間を存分に楽しめました。
西本佳奈美先生は、ピアノの個人レッスンもされているそうなので、
興味のある方はぜひお問い合わせしてみてね。