春になると店頭に並ぶ「ルバーブ」。見た目はどことなくセロリに似ていますが、酸味がありデザートやジャムにして食べるととても美味しい野菜。
今回は、スイスでも愛されているルバーブについて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ルバーブとは
ルバーブは、春になるとお店に並ぶ春野菜。見た目は茎の部分は赤っぽく、形はセロリにも似たような形状です。
お値段は、535gで3.6フラン(約610円)でした。
(2024年4月時点のレート)
和名は「ショクヨウダイオウ」。日本ではあまり目にしない野菜かもしれないですが、スイスでは春の定番野菜として、店頭に並びます。
栄養や効能
和名では「ショクヨウダイオウ」と呼ばれており、漢方の原料としても使用されています。
食物繊維が多く含まれているので、便通も良くなり腸の働きが良くなります。腸が整うと美肌効果も期待できますよね。
そのほかにも、ルーバブにはカリウムが含まれており、むくみ解消にも効果的です。
美味しいけど妊婦さん気をつけて
ルバーブは、酸味があって甘酸っぱいケーキやジャムが美味しいですが、妊婦さんは控えた方がいい食材。
理由は、ルバーブに含まれる「センノシド」という成分が、子宮収縮作用があると言われているから。ですので、妊娠初期の方や流産率の高い時期には控えた方が良いでしょう。
ルバーブレシピ
ルバーブは水で洗いあくぬきしてから食べると美味しいですよ。
下記の動画は、ルバーブジャムの作り方です。
あくぬき方法も解説しているので、自宅で作る際に参考にしてみてください。
ルバーブタルト
今回は、ルバーブのタルトを作ってみました。
洗ったルバーブを適当な大きさ(1〜2cm)に切り、タルト生地の上に並べます。
その上から、準備しておいた液体を流し込んでオーブンで焼きました。
30分ほどで焼き上がるかと思いきや、レシピに忠実に作ったわけではなかったので、今回は50分ほどオーブンで焼きました。
ルバーブは、温めると溶けてしまうので、少しくらい多めに入れても大丈夫。
すみません、この辺はズボラな性格が出てしまいましたが、結果は美味しくできたのでよしとします。
こちらが、焼き上がったルバーブタルト。
ところどころ赤い色が見えますよね。
今回は、上にアーモンドスライスも散りばめてみました。
焼き上がりは、まだ水っぽなと思いましたが、冷めたら結構い感じに出来上がっていました。
スイス人夫も息子にも好評だったので、大成功!ということにしておきます。
冷凍のルバーブも、使いたい時に使えて便利かも。
皆さんも、ぜひ美味しい春の食材ルバーブで、ジャムやケーキ、タルトなどを作ってみてくださいね。