スイスの入学シーズンは、夏休みが終わる8月後半からが一般的。
一般的と記載したのは、スイス国内の学校は州ごとに違うので、
住んでいる場所によって入学時期も多少のズレがあります。
しかし、ほとんどの場所は8月後半より新学期が始まるため、
春休み前のイースター休暇直前は、店頭にカラフルなランドセルが並びます。
スイスのランドセルは種類もさまざま
ドイツ語圏では、小学生が使うランドセルを「シュールテック(Schulthek)」と呼びます。
Schul = 学校、thek=書庫
学校の書物を入れるものという意味のSchulthekは、
日本語に直訳しちゃうと「背中に背負う書物入れ」という意味。
直訳すると、おもしろい名前になっちゃうね。
種類もさまざまで、日本ランドセルに比べると絵柄が多く、カラフルなのが印象的です。
祖父母が入学のプレゼントとして購入する家庭も多く、春休み前のイースターシーズンは
ランドセル選びでお店を訪れる人が多くなります。
シュールテックの人気ブランド
スイスで人気のブランド各種はこちら。
エルゴバッグ (ergobag) | https://www.ergobag.de/ |
フンキ (Funki) | https://www.funki.ch/ |
ステップ バイ ステップ (Step by step) | https://www.stepbystep-schulranzen.com/ |
この中でも1番人気なのは「エルゴバッグ」です。
Youtubeでは、4種類のエルゴバックを紹介しています。
ドイツ語になりますが機能性や耐久性を説明しているので参考にしてみてください。
値段、相場はいくらくらい?
シュールテックの値段はエルゴバッグの場合、
1番高価なもので約380フラン (約44,300円)。
色や形、モデルによっても価格は変わってきますが、
相場は150フランから200フランが一般的だと思います。
(日本円:約17,500円〜23,300円)
シュールテックに付随しているものは、ペンケース、スポーツバッグ、レインプロテクターなど。
付属品も全て同じ柄でセット購入できます。
使い勝手はどうなの?
シュールテックは、肩への負担を軽減するように設計されているものが多く、
小学生の小さな背中にもフィットするようになっています。
成長に合わせてアジャスターがついているシュールテックや、
腰ベルトで肩への負担を軽減するしてくれるモデルもあり、
小さな体でも負担の少ない作りになっています。
エルゴバックの最低重量は780g。
しっかりとした作りなのに、牛乳バック1ℓよりも軽いので、
特に体の小さなお子さんには軽量タイプのものがおすすめです。
エルゴバックを実際に使った感想
カバンの閉口時は、大きく開くタイプか紐で口を閉じるタイプのものがあり、
実際に息子が使っているエルゴバッグは、紐を引くとキュッと口が閉まるタイプ。
使い勝手を観察してみると荷物の入れ出しには、
大きく開いたタイプの方が使いやすいのかなと思いました。
個人的な感想
息子の場合は、Facebookの中古販売をするグループで「Ergobag」と検索し
中古のシュールテックを100フランで買いました。
しっかりした作りなので、中古でもいいかなと思う方は
中古品を探してみるのもおすすめです。
まとめ
日本のランドセルに比べて、カラフルで個性的なものが多いスイスのシュールテック。
夏休みが終わると新学期が始まるスイスでは、イースターシーズンが入学準備の時期です。
一般的なバッグの価格は、150フランから200フラン。
スイスでも日本でも、お子さんの入学は一大イベントですよね。
お子様と相談して、お気に入りを見つけてあげましょう。